隧道銀座!茂原市・その2 [廃墟・廃校・古道・隧道]

今日も、茂原市へ隧道探索だ・たのむぜDF125E!!
小冊子にある、20数個の隧道を、いつの日か完全制覇するのだ。結構楽勝かな?と思っていたが、そうでもないのだ。

まずは
中学校横の野本トンネル。現在は住宅街が開け、道路も良くなったのであまり使われていないようだ。
もちろん中学生も通らないだろう。隧道趣味の中学生がいたら渋くて良いのだが。

DFを置いて、いざ出発。
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抜けると向こうの集落へ向かう道がある。
野本 (2).jpg



が、左を振り返ると、・・・
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木生坊トンネルがある。抜けてみよう・・

抜けて振り返る・・

木生坊 (5).jpg

抜けた先は広々して良い感じだ・・畑だったのだろう。日当たりも良い。今は空き地だ。
木生坊 (4).jpg

とりあえず戻る。
まじまじと見る。
木生坊 (2).jpg

上は・・
木生坊 (3).jpg
隧道はなぜこんなに味があるのだろう。手作りで一つ一つ顔が違うのも良い。

冊子によるとぐるりと回れるようなので、集落へ出よう。
野本 (2).jpg

ヤマトタケル伝説の、船着神社まで数百メートル歩く。お参りを済ませ、左の道を登る。
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気持ちの良い道・

船着神社 (2).jpg

そのまま行けば先ほどの木生坊トンネルの上に出るそうだ。楽勝じゃん。

あら?道がないよ・
まあ行ってみよう・・何とかなるっしょ。行けるって書いてあるし・・

船着神社 (4).jpg

道全然わからん・竹が元気に生えちゃって(笑)

無限に倒れている竹を乗り越え、時々バキッと折れて、転びそうになりながら山を登る,・・・暑い・・暑い・・来なきゃよかった・・・

しまった!、あの小冊子は、今も市役所で買えるが、出版されたのは20年以上昔!!ふた昔前じゃないか!!!情報が古すぎる!!だから道が荒れているのだ。

ま・いいわ・好きでやってるんだから(突如冷静に・・)自然相手だから腹が立たないのだ。


お!この穴は・・農作業の道具を一時的に置いたり、休憩したり、草を燃やしたりするのかもしれない。隧道のある所は、こういう穴も多いのだ。
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藪漕ぎは続く、ここはまだ良いほうだ。

船着神社 (5).jpg

汗だくで数十分、やっとさっきの開けたところへ抜けた。命がけオリエンテーリングだから、達成感ハンパ無い。
船着神社 (3).jpg

さあ、戻ろう、野本トンネルを抜ける。
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DFが待っていてくれると嬉しいんだよね。ほんと、売らずに・自分で修理してよかったわ。

野本帰り (2).jpg

ありがとう野本隧道。
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まだ時間はある。次の隧道だ。

自分にとって、こんなに生き生きと楽しめる趣味は、なかなか無い。(何といってもお金がほぼかからないのが良い。笑)※お賽銭代くらい。

次へ向かい、走っていると、右腕が鈍く痛む・ん?

あ!あれだ!山ビルだ!!バイクを止めて上着を脱ぐ、‥ジャージの右腕に、1センチくらいの茶色の芋虫のようなものが、食いついている。山ビルの下は私の血液が、1センチくらいの丸い染みを作っている。
クソッ!さっきの藪漕ぎで付いたんだ。ま。昔もっとでかいのにやられたから別にいいわ。
払い落としてホッとする。ライターもってたら焼いたんだが・運のいい奴め。

でも、ヘビやコウモリよりましだ。
つづく

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