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さようなら、トヨタ・クラウンJZS143 [クラウンJZS143]

 (10月30日・10000HIT達成いたしました。皆さま、ありがとうございます。)

10年前に、中古で、平成3年式、JZS141クラウン2.5リッターを買いました。ドア下には大きな傷がありましたが、そのせいで安かったので私にも買えました。「いつかはクラウン」世代の私の夢がかないました。しかし5年後エアコン故障で査定ゼロ。その後・・・5年前に30万円で、また平成3年式の(13年落ち・・)JZS143クラウンを買いました。こんどは3リッターでパワーシートやクルーズコントロールも付いて楽チンでした。パワーシートは、床屋さんの椅子みたいに自動で起きられて本当に楽です。
結局、色も形も同じクラウンを10年以上乗りました。このクラウンは、知る人ぞ知る丸いクラウンです。
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平成3年の発売時、あまりの人気のなさに、新聞にも「丸いクラウン。ユーザーそっぽ」と、載ったほどです。昔のクジラクラウン以来の人気のなさでしょう。確かに、急にデザインが丸くなり、トランクが「ハイデッキ」と言われる高い位置になり、先代の13系に比べてずんぐり小さく見える気がします。クラウンに乗る人は保守的な人が多いそうで、大きくて豪華で偉そうな感じが大切らしいです(この気持ちよくわかります、きっと私も保守的人)。14系ではこれが薄れたのが敗因かも知れません。2年後のマイナーチェンジでは、あわてて各所を直線基調に直し、運輸省から「マイナーチェンジでなくてフルモデルチェンジではないか!」と、また問題になったらしいです(その後の15系クラウンは、もろ直線デザインでしたね)。
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でも安かったからいいんです。乗っていると、次第に良さがわかって愛着がわいてきます。中身はしっかりクラウンで、豪華です。トヨタ中古車に勤める友人が、「一度クラウンに乗ると、車格を下げられなくなるよ。」といった意味がわかります。静かな車内、大きな船を旋回させるような、ゆったりとしたハンドリング(ここが一番好きです)。とにかく気持ちよかったです。飛ばさなくてもゆったり乗れる。塗装も強くて艶が長持ち。バブル期の設計なので車内の内張り等、作り込みもしっかりしています。腰の手術をした後、しばらくして乗った時も、不思議と腰に優しかったんです。
 メカニズム関係はよくわかりませんが、アイシンに勤務していた知人が「贅沢に作られているよ」と言っていたので、多分そうかも。
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故障については、右のリア アクスルシャフト ベアリング近辺が4年ごとに調子悪くなって「ゴー」と音がしてしまうのは私の個体のみの症状かもしれません。ちなみに修理費は44000円くらい・ひえーっ!。
他は、リアショックアブソーバのオイルにじみ(交換)・エンジンヘッドガスケットのオイルにじみ、トランクのダンパー交換。エアコンはWなので修理も高いです。
でも致命的に動かなくなることはなかったです。いつでも大きな安心があります。さすがトヨタ。だから私はこれからもトヨタに乗ります。だって丈夫だし、トヨタマンは応対が丁寧だから。
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(社外のリップスポイラー・FRP製で約2万円。ボンネットマスコットも2万円。10年使ったから元は取れたか・。)


でも、さすがに10年以上乗ると飽きてくるのも事実。ゼロクラは、私には買えませんが「15系か、17系ならどうかな?・セダンもいいな。」なんていつも考えていました(冷静に考えればそれさえ予算はない…汗)。そんなある日、バックしてきたトラックにぶつけられ、廃車にすることになってしまいました。なんか自分で廃車にする縁を引き寄せたようで、申し訳ない気持ちです。結局、安いクラウンをまた探すことになってしまいました。

次のクラウンはどんなクラウンになるのか?。これに関しては、またの機会にお知らせします。
「いつも、安全に通勤させてくれたクラウンありがとう。いつも楽チンだったよ。」
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まるいおしり
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