11月末の平日、DF125Eで千葉県の紅葉狩りに行ってきた。
目的地は何度か千葉テレビ等で見て、行きたかった四方木(よもぎ)不動滝だ。七里川温泉の横を通る県道81号・清澄養老ライン沿いにある。この道は道幅が狭くなるところが何度もあって、車では行きたくない道だ。以前、親友がこの道をドライブしてくれた。楽しかったが、道幅が狭く、対向車とすれ違う際、親友はガードレールにこすってしまった・ことを思い出す。しかしバイクなら気楽だ。
住所は鴨川市四方木。
ハイカーもいるので、県道を離れてから滝までの小道は、静かに排ガスを抑えながら走った。
※途中にトイレもある。
※車のばあいは、対向車がいたらすごく面倒、車は四方木ふれあい館において、歩きまわったほうがいい。



不動堂前に駐輪。

あまり期待せず行ったのだが、立ちすくむ美しさと静寂だった。枕木で作った展望台とベンチが良い。

平日なので観光客は数人、長居する人もいない。できれば数時間、コーヒー飲んだりボーっとしたい。でも独占はいけない。去り際は綺麗に素早く。

しばしマイナスイオンをいただく。

千葉の名所は派手ではないが、落ち着くところが多い。お土産屋にお散財することも少ない。
もっとも、ここにはお土産屋はない。逆に少しくらい何か買いたくなる。


・・移動する。

養老方面に少し戻ると、紅の里 がある。
この写真の奥には橋があり、右に上ると小さな集落がある。
綺麗だ・・・住んでいる方たちが羨ましい。

ここは私有地だそうだが、鍵が開いているときは入れるようだ。感謝して入場。ポリのドラム缶でいかだを作り、ロープで固定し、乗れるようにしてくれている。誰もお金を落とさないのに、地元の方達が作ってくれたのだろう。優しい日本人。日本に生まれて良かった。老人ホームの方達も、車で紅葉を見に来ていた。何かお手伝いしたかったが、人手は足りているようだった。

他の場所にも、看板やベンチ等 彼方此方に、手作りのものが設置してあった。
ここも高齢化しているので、観光客が来てくれると、賑わって嬉しいのだろう。地元の方々の愛情が嬉しい。


紅葉はそれほど期待していなかったが、とても綺麗だった。あちこちの枝道をDFでポトポト探索した。こうして見ると、オレンジのDFと紅葉は良く似合う。カブやビジバイのように静かなDFは、地元の方々を驚かさない。私は絶対に、五月蠅いマフラーなど付けないと決めている。



房総郷土美術館(私設?・休館だった。)先の「甚平穴 」↑全く人がいなくて、秘境感ある。その先は行き止まり。道は狭く、バイクじゃないと厳しい。



枝道から県道に戻るとき、地元の女性が私に会釈をした。私も静かに走りながら会釈を返した。

気づいたら朝から何も食べていない。もう16時を回っている。
大多喜のワクワク広場で、お弁当430円が、2割引き371円になっていた。持参のお茶と一緒に外のテーブルで頂く。DFと見つめあいながら食べるのだ。こんなに遠くまで、あっという間に連れてきてくれる。DFには感謝しかない。私はなるべくコンビニやラーメン屋さんや道の駅よりも、こういう、外のテラス風の場所で休憩することにしている。個人の良いお店も数件開拓してある。値段も安いことが多い。お店の人と会話するのも楽しい。ホッとするのだ。ただ、ライダーとの出会いはまずない。

何はともあれ幸せな一日だった。

養老温泉 秘湯の宿 滝見苑

  • 場所: 千葉県夷隅郡大多喜町粟又5
  • 特色: 名瀑、粟又の滝近くの温泉宿。高台にある見晴らしの良い露天風呂からは養老渓谷の山並みが一望できます。



養老渓谷温泉郷 嵯峨和旅館

  • 場所: 千葉県夷隅郡大多喜町葛藤20
  • 特色: 美肌効果に優れた黒湯&奥房総の山の幸を楽しめる養老渓谷の温泉宿



養老渓谷温泉郷 鶴乃家

  • 場所: 千葉県市原市戸面327
  • 特色: 名湯『黒湯温泉』は美肌効果があり女性にも人気!◆貸切温泉◆



養老渓谷温泉郷 小さな旅の宿 天龍荘

  • 場所: 千葉県夷隅郡大多喜町葛藤163
  • 特色: つるつるすべすべの天然温泉「黒湯」と季節の食材を使用した丹精込めた料理でもてなす純和風の宿。