※お久しぶりです。今回の記事は、休養前に、あらかた作成してあったので、写真が多めです。 今後は写真は少なくなります。 過日の曾呂尋常小学校分教場跡訪問の、興奮冷めやらぬ中、 千葉県道293号茂原環状線を西に向けDFで走行中、大きな石の門を発見! 「あれは、廃寺か、廃校の門だ」とピンときた。すぐ調査開始! 門前にDFを停める。 坂本小学校・とある・やはり小学校跡か・・ 裏を見てみよう。明治17年8月創立!! 昭和46年4月長南小学校に統合・とある。 1884年創立か・曽呂尋常小学校分教場創立の10年後だ・138年前。すごいなあ! こちらは統合されて校舎は残っていない。 入って正面はこのようになっている・・ん!? 基礎が残っている。かなり小さい建物だ。統合近い年代には、生徒数も少なく、分校のように縦割りのクラスだったかも知れない。 写真はないが、入って左には、小さな鳥居と、祠があるのだ。しかし祠の中はカラだ。ご神体らしきものもない。閉校に伴い、他の神社に遷座・されたのだろうか。 校舎横の崖 入って右側。 コンパクトで、校舎左を山に守られた、のどかな立地。鳥の声が優しく響いている。 此処も、地元の方が草刈りをしているのだろう。地元の方々と共に、末永くこの平和な空間が続きますように。 石碑裏の倒木に腰掛け、暫し、明治の子供たちに思いを馳せる。至福の時間だ。小学校跡はなぜこうも落ち着くのだろう。 大勢の子供たちの、心と体を育んだ場所。今はその役目を終え、小鳥の声と、風の音しかしない。 水筒持参でおにぎりなど食べたい。それほど素敵な良い場所だ。 ここは本当に、ネットにも情報が全くない。情報0だ。 ならばと、地元の方に取材したかったが、できそうな人がいなかった。誰もおらん・・・ びっくりエピソードや、ほのぼのエピソードを得られるかもしれない。機会があれば再度取材したい。 でも、ネットにも情報がない廃校を見つけたので嬉しい。    さて、そろそろ帰ろうか・・ ではまた。