5年前の7月、千葉県内に、目にガラス玉がハマっている狛犬があるとの事で、DFで訪ねた。(記事 DFで神社へ 参照)

しかし調べた図書館の本に、神社の住所が途中まで(村名)しか載っておらず、近所まで行ったのだが、聞き込みをしても地元の人も知らなかった。

神社名はわかるのだが、同じ名前の神社が多く、小湊線沿線を数件廻ったが、狛犬に会う事は出来なかった。

その後も少しずつ神社巡りを楽しんでいた。

ある日STで探そうと思い立ち、スマホを駆使し、目星がついた。

そしてついに、今年8月・探し当てたのだ。ついに会える。幻の狛犬様。

最後まで道に迷い、養老渓谷の、村はずれの神社にたどり着いた。


間違いない。ここだ!!!

5年越しの探索の末、御対面ついに、実現す。

なんと雰囲気のあるたたずまい。

二体とも角がある、カッコいい、強そう。聖獣ここにあり。
やっと会えた!!!
向かって右の狛犬様。基本的に阿形はむかって右側にある事が多く、モチーフはライオンらしい。尻尾がライオンのそれらしいし、巻き毛のウエーブも美しい。


造形がとても丁寧で美しい。高度な表現力を感じる。


お目目は、おお~・・・

右目が黒、左目が薄い緑。

向かって左の狛犬様。吽形は犬との事だ。明らかに阿形とは違い、尻尾も太くて犬らしい感じ。


お目目は、

左目が黒、右目が青。

わざとオッドアイにしたのか?わからない。村人がいなくて聞けないのだ。いつか再訪して聞いてみたい。

やっとお会いできた。本当にうれしい。これからも色々な神社に行っていろいろな狛犬様にお会いしたい。
狛犬様の制作は昭和35年と新しいが、体の模様など、実に格調高くて美しい。
祠の柱から突き出た、木の獅子と象の彫刻はもっと古そうだ。

そして今日も、めったに訪れる人もなさそうな神社を、誇り高く守っているのだ。

いいなあ、日本!