朝、ホテル宗谷を後にし、稚内の北防波堤ドームへ。野宿している人は・・・・一人もいなかった・・・・・・・。噂と違うな・・・。お盆には混むのかな?
公園もあって、トイレや、少し離れたコンビニもあるから、野宿しやすいんだな、と納得。




すぐそばの港で一枚

北海道は、ホントにどこを撮っても絵になる。

走りも落ち着いてきたところで、あっさり宗谷岬着。

ここにはほぼ皆立ち寄るだろう。
海はなぜか、ウグイだらけ。すっごい泳いでる。聞いたら、美味しくなくて骨が多いので捕獲しないそう。

クロスカブの青年と話す。都内から自走!!。旅に一番向いているバイクだ!と思う人が多いらしく、よく話しかけられるそう。見栄や、時間を気にしなければ、自転車のように狭い道に入ったり、押して歩いたり、人と触れ合いやすいと思う。サブタンクを積めば完璧か・・・。


ぶらぶらしていたら、地元の年配の女性が、海で海鞘(ホヤ)を貝から出して洗ってバケツに入れる作業をしていた。高級食材だし、一度も食べたことがなかったので、思い出に食べようと思い、「どこのお店で海鞘食べられますか?]と聞いたら、「どこで食べられるかよくわからんけど、良かったらこれ食べる?」と言ったかと思うと、海でチャプチャプ洗ってくれて、一匹丸ごともらって、生きたまま食べさせていただいた。海で洗ったのですごくしょっぱいけど、人生初の海鞘を堪能した。大きくて量も半端なかった。

漁師のお母さんありがとうございました。

近所の可愛い公園。北海道には海辺、山間問わず、このようなミニ公園があちこちにある。みなしっかり整備され、除草もしてあり、可愛くて写真撮りたくなるのだ。


神威岬・なんつっても名前がカッコいい!!岬の形も鋭角で男らしい!。
向かう道は残念ながら工事中。キャンプもできる公園から一枚。


キャンプ場・ホテル・レストラン・道の駅・絶景・広くてすいている。全てが揃った「さるふつ公園」。次回はここに泊まりたい。

道路を挟んで海側に、がけの上に石のベンチもあり絶景。



猿払村から浜頓別へ南下。

ダートを抜け海辺へ寄り道。植物は極力踏まないように気を付けている。

※↓これも草のない砂浜に停めています。手前の草を際立たせて草原風に撮りました。


看板を見て直感で、浜頓別のベニヤ原生花園へ寄る。なるべく寄り道したほうが、思い出も増えそうだし、メジャーなところばかりでは満足できないから。

すいていたので、すぐにフラワーガイドのお母さんに、20分コースで木道を歩きながら植物の説明を受けた。
平和で平和で、ゆったりしていて、ここが気に入ってしまった。フラワーガイドが足りないそうで、アルバイトも募集しているそう。やりたい!!すごくやりたい!!

この天国のような場所で、草花好きの観光客をもてなし、思い出づくりのお手伝い。いいなあ!!
町営住宅を月単位でも貸してくれるそう。「夏だけでもバイトできるかも知れませんよ」等と言われ、真剣に考えてしまった。8月一か月仕事が休めれば来たいのだが、難しいだろう・・・
自分はこういうことに興味があったんだなあ・・・・と北海道が教えてくれた。このようなバイトをいつかやってみたい。

憧れのセイコーマートで初弁当。鮭。
道内のツーリストとしばし歓談。「セイコーマート憧れなんですよ、千葉にないから」
と言ったら、「今度はホットシェフのコーナーの物を食べてください。お店の手作りだから」とのこと。
そうだったのか・・今度はそうしよう。

とても優しい方だった。

興部に入り17:30、もう宿を決めねば・・
民宿に飛び込みでOKだった。10畳くらいの部屋を一人で貸切。広い!。


夕食は間に合わないといわれたけど、
「どんなおかずでも構わないので、できませんか?]と、女将に効いたら
「刺身はないけどいいのかい?]と言われ
「いいですいいです!なんでもいいです」と返事する。
「じゃ、なんとかするよ!待ってな」と気持ちよく用意してくれた。夕食は通常1500円のところ1000円で。

餃子、焼きそば、酢の物、フライ、魚、味噌汁他。調理場に呼ばれ、話の中で「野菜が好きなんです」といったら手作りの無農薬レタスをほぼ一個洗って用意してくれた。もちろん完食した。母親の夕食みたいで嬉しかった。

「この辺に観光スポットありますか?」と聞いたら
「今日はちょうど花火大会だよ。」との事で花火を楽しむ。道の駅を利用して4500発の花火が打ち上げられた。煙も漂って迫力満点。綺麗だった。


毎日天気も最高で、楽しいことばかり。ここを天国と呼ばずして何と呼ぶ  笑

つづく